三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは5月3日、4月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は8375台。前年同月比は13.5%減と、4か月ぶりに前年実績を下回った。
1万1766の内訳は、乗用車が前年同月比31.4%減の2970台と、2か月連続で減少。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比1.2%増の5405台と、3か月連続で前年実績を上回る。
SUVでは、主力車種の『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が回復。4月は2688台を販売。前年同月比は2.8%増と、9か月ぶりに前年実績を上回った。これは、改良新型モデル投入の効果。
一方、『アウトランダー』は4月、2717台を販売。前年同月比は0.5%減と、7か月ぶりの前年割れ。コンパクトカーの『ミラージュ』は2136台。前年同月比は35.3%減と、2か月連続で減少した。
2016年の三菱自動車の米国新車販売台数は、9万6267台と、2008年以降では過去最高を記録。前年比は1%増だった。2017年1~4月は、前年同期比7.5%増の3万7522台を販売している。