【新聞ウォッチ】静岡ホビーショー開催直前、タミヤの田宮昌行社長が59歳で死去

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タミヤ ホンダ CRF1000L アフリカツイン 1/6スケールモデル
タミヤ ホンダ CRF1000L アフリカツイン 1/6スケールモデル 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年5月12日付

●携帯3社大幅増益、通信収入拡大、販売コスト減(読売・10面)

●中国新車販売前年割れ、4月(読売・10面)

●レーシングカー品川駅に、京急ホーム31日まで展示(読売・30面)

●車任意保険8%下げへ、業界参考値(読売・36面)

●高級車400台窃盗か、容疑の組員ら逮捕、レクサスなど被害15億円(読売・36面)

●パナソニック、3年連続減収、円高が影響(朝日・8面)

●自動運転車開発で提携、トヨタと米半導体大手(毎日・6面)

●ドコモ「自動車」本格参入、5G活用、7月に新組織(産経・12面)

●日産、三菱自と提携合意1年、見据える先は世界首位、三菱自アジア販売カギ(産経・12面)

●日産、営業益6.4%減(産経・12面)

●ポケGO死亡事故実刑、名古屋地裁、会社員、禁錮2年6月(東京・28面)

●訃報、田宮昌行・タミヤ社長、59歳(東京・28面)

●ガソリン乱売を抑制、JXTG卸価格の基準見直し(日経・14面)

●JR九州、一転最高益、前期最終、マンション販売好調(日経・17面)

ひとくちコメント

大手企業の2017年3月期の決算発表がピークを迎え、きょうも各紙の経済面は日産自動車やパナソニック、さらに、KDDIなど決算関連の記事が目白押し。

朝日によると、「東証1部上場企業の2017年3月期決算は、前年比で7年ぶりの減収だが、最終的なもうけを示す純利益は増益の見通し」という。「円高で輸出比率が高い自動車など製造業は利益を減らしたが、不動産業や、東京五輪を控えて受注が堅調な建設など非製造業がカバーしたため」と分析している。

決算関連の話題はともかく、きょうの社会面を開いてみると、気になるニュースがいくつか目に付いた。その一つは、関東から関西の10都府県で高級乗用車の窃盗を繰り返していた、指定暴力団山口組系組幹部らで構成する窃盗グループが摘発された話題。

三重県警が発表し、読売や日経が伝えているが、その被害台数は約400台、被害総額は15億円以上に上るそうだ。窃盗グループは2016年9月から今年2月ごろまで、トヨタ自動車の『ランドクルーザー』やレクサスなどの高級乗用車ばかりを狙って盗んだという。

もう一つは、例のスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」をしながら車を運転し、死亡事故を起こした会社員に対し、名古屋地裁は禁錮2年6か月の実刑を言い渡したという。

さらに、気になるのはミニ四駆などで知られる模型メーカーのタミヤの田宮昌行社長が、5月1日、59歳の若さで亡くなられたという訃報記事。東京の記事では「病気のため」としている。

田宮社長は創業家、田宮俊作会長の女婿で、銀行マンから転籍、2008年から社長を務めていた。折しも、この週末には模型業界最大のイベントの「静岡ホビーショー」が一般公開される。タミヤもホンダの大型オフロードバイク『アフリカツイン』の1/6スケールモデルなどを出展するという。

《福田俊之》

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