トライアンフ東京、開店10日間で10台受注…夜間のライトアップ展示に大きな反響

モーターサイクル 企業動向
国内最大級の規模を誇る正規販売店『トライアンフ東京』。
国内最大級の規模を誇る正規販売店『トライアンフ東京』。 全 16 枚 拡大写真

トライアンフモーターサイクルズジャパンの野田一夫 代表取締役社長は5月11日、フラッグシップストアとなる『トライアンフ東京』(東京都武蔵野市吉祥寺南町5-3-18)が、5月1日より正式オープンしたことを報道関係者らに報告した。

国内最大級の規模を誇る正規販売店『トライアンフ東京』は、243.5平米の1階ショールームをはじめ、120平米の2階カスタマーラウンジ、131平米のワークショップなどからなり、総面積は約1200平米と広い。

グランドオープニングセレモニーで野田社長は「日本を代表する世界に通用する都市東京に、フラッグシップストアをつくるということが、どれだけ大変かというはご想像いただけると思います。長い時間をかけ、関係者の強いパッションをいただくことで、このお店を実現することができました」と、同店を紹介した。

トライアンフ東京を運営するのは『株式会社Sonic Motors』で、同社の岩瀬利基 代表取締役は「今回、トライアンフのビジネスに携わるのにあたり、新たに設立した法人となります」と説明。疾走するトライアンフをイメージし、音速を意味するSonic(ソニック)を社名に用いたという。

岩瀬代表取締役はディーラー設立にあたり、一昨年イギリスに渡り、トライアンフ英国本社を訪問するなどし、発表前の新型車に自らテストコースにて試乗したことを明かすと、「製品やブランドの素晴らしさだけでなく、トライアンフに携わるすべてのスタッフが、最高のライディング体験を提供する、まさにFOR THE RIDEを提供すべくパッションを持って取り組んでいることを強く感じた」と、述べた。

岩瀬氏は「ツーリングの行き帰りなどにも、気軽にお立ち寄りいただけるよう広くゆとりのある立地を設定しました」と、店舗の立地の良さと敷地面積の広さなどもアピール。

また、5月1日の開店から僅か10日間で10台の新車を受注していることも明かされ、トライアンフの好調さがうかがえる。

高い吹き抜け構造とした1階ショールームは、夜間に車両をライトアップし展示しているが、「そのディスプレイを多くの歩行者が足を停めてご覧になっていきまして、我々も驚いております」と、岩瀬氏は早くも手応えを感じている。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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