【INDYCAR 第5戦】ウィル・パワー、インディカーGPを制して今季初勝利…佐藤琢磨は12位

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インディカーGPを制した#12 ウィル・パワー。
インディカーGPを制した#12 ウィル・パワー。 全 8 枚 拡大写真

現地13日、インディカー・シリーズ第5戦の決勝レースがインディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで行なわれ、ウィル・パワーが今季初勝利を飾った。佐藤琢磨は12位。

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5月のインディカーは、米インディアナ州にあるインディアナポリス・モーター・スピードウェイが舞台。月の後半には「第101回インディ500」(今季第6戦)が開催される伝統のビッグオーバルの一部を使用したロードコースで、まずは「IndyCar Grand Prix」(第5戦)が実施された。

優勝争いを展開したのはこのところ好調さが際立つペンスキー(Penske)勢、ウィル・パワー(#12 Team Penske/シボレー)とエリオ・カストロネベス(#3 Team Penske/シボレー)だった。今回は同じカラーリングの2台がフロントロー発進から、序盤はポールシッターのパワーが首位キープ、1回目のルーティンピットストップ後はカストロネベスがトップに立ち、2回目のピットを終えるとパワーが首位奪還という、ピットで順位が入れかわる展開でレースは流れた。

大きなアクシデントなく進んだレース、最後の3回目のピットではトップ2の順位交代はなく、パワーが首位を守ってそのままチェッカーへ。今季初優勝を達成した。

5戦して3回のポールを奪いながら、ようやくのシーズン初勝利。パワーは「ついにこの良き日を迎えられたね、素晴らしいよ。チームのみんなは本当にハードに働いてくれている」とコメントした。これで通算30勝に到達、「30はいい数字だ。そしてこの数字を今月末には(インディ500で)31にしたいと思う」と、悲願のインディ500初制覇に向け、早くも照準を切りかえている。

これで今季は5戦してウイナー5人という展開になった。ドライバーズポイント争いでは前年王者のシモン・パジェノー(#1 Team Penske/シボレー、今回4位)が首位で191点。パワーは145点の5位にとどまっているが、今回の勝利を橋頭堡に、3年ぶり2度目の王座に向けてもチャージしていきたいところだ。

カストロネベスは3回目のピット後に後退し、最終的には5位で今回のレースを終えている。2~3位はホンダ勢で、2位がスコット・ディクソン(#9 Chip Ganassi Racing/ホンダ)、3位はライアン・ハンターレイ(#28 Andretti Autosport/ホンダ)だった。6位はグレアム・レイホール(#15 Rahal Letterman Lanigan Racing/ホンダ)。

佐藤琢磨(#26 Andretti Autosport/ホンダ)は予選で最下位の22位と低迷した。しかし、決勝では早い段階からポジションアップモードに入り、終盤にはトップ10も見える位置まで浮上、最終的には予選から10ポジションアップの12位でゴールを迎えている。

佐藤琢磨のコメント
「まず、チームメートのライアン・ハンターレイと彼のクルーたちに、見事な3位フィニッシュおめでとう、と言いたいです。私たちにとっては、とても難しい週末となってしまいました。マシンに小さな問題が発生し、グリッド最後尾からレースをスタートしなければなりませんでしたからね。しかし、26号車のクルーたちの素晴らしい働きにより、マシンは(決勝レースで)力を取り戻しました。厳しいレースではありましたが、私たちは思いきり力強く戦えました。インディ500に向けて、勢いを得られたと思います。月曜日に始まるプラクティスが今から楽しみです」

ホンダ勢全体としてもここ2戦の厳しい状況からは巻き返してきた気配が感じられるレースだったので、ロードとオーバルの違い等々はあるが、インディ500へ向けて琢磨の周辺状況は上昇傾向にあると見てよさそうだ。

インディカー・シリーズの次戦(第6戦)は世界3大レースのひとつ、インディ500。F1王者フェルナンド・アロンソのスポット参戦でも大きな話題を集めている第101回大会は、予選が現地20~21日、決勝は同28日の開催となる。

《遠藤俊幸》

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