米NY州、自動運転車の公道走行テストを許可

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グーグルの自動運転車(参考画像)
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米国ニューヨーク州は5月10日、自動運転車の公道での走行テストを許可すると発表した。

ニューヨーク州は全米で唯一、車を運転中、ドライバーは少なくとも一方の手をハンドルに添える必要がある、という法律がある。この1971年に定められた法律の影響で、手放し状態で運転する場合もある自動運転車は、ニューヨーク州を走行するのは困難だった。

今回、ニューヨーク州のクオモ知事は、ニューヨークが公道で自動運転車の走行テストやデモンストレーションを行う企業からの申請を受け入れると発表。2018年度の予算に、1年間の試験プログラムを組み、走行テストに関心のある企業からの申し込みを受け付ける。

なお、ニューヨーク州で自動運転車が公道走行テストを行うには、500万ドルの保険をかけることが必要。また、無人状態での走行は認められず、テストに関する報告書の提出も義務づけられた。

ニューヨーク州のクオモ知事は、「危険な運転習慣を減らし、事故の数を減らし、ニューヨークの車道に命を救うために、自動運転車の受け入れに向けて、慎重かつバランスのとれたアプローチを取っている」とコメントしている。

《森脇稔》

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