USS、7期ぶりの営業減益…オークション出品台数減少や設備投資増 通期決算

自動車 ビジネス 企業動向
USS(ウェブサイト)
USS(ウェブサイト) 全 1 枚 拡大写真

USSは5月12日、2017年3月期(2016年4月~2017年3月)の連結決算を発表した。

それによると、売上高671億7900万円(前年同期比-2.1%)、営業利益323億9600万円(-6.1%)、経常利益329億9900万円(-6.3%)、純利益は229億0900万円(+1.9%)。7期ぶりの営業減益となった。

主力のオートオークション事業は、東京会場や九州会場で開催回数が前期より少なかったことなどもあり、出品台数は235万3000台(-1.7%)、成約台数は150万8000台(-3.4%)、成約率は64.1%(-1.2ポイント)となった。前連結会計年度から連結の範囲に含めたジャパンバイクオークションの増収効果があったものの、オートオークション会場への大規模設備投資などによる営業費用増加で営業利益はマイナスとなった。

中古自動車買取専門店「ラビット」は、買取台数が減少したことなどから減収減益。事故現状車買取販売事業は、取扱車両の価格が上昇したものの、台当たり粗利益が減少したことなどから増収減益となった。

今期の業績見通しは、売上高688億円(前期比+2.4%)、営業利益334億円(+3.1%)、経常利益339億円(+2.7%)、純利益232億円(+1.3%)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  4. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
  5. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る