智頭急行、『スーパーはくと』の内装を更新中…座席や情報表示器などをリニューアル

鉄道 企業動向
京都と鳥取・倉吉を智頭急行線経由で結ぶ特急『スーパーはくと』。就役しているHOT7000系は智頭急行に在籍しているが、登場から20年以上が経過したことから、車内設備や内装のてこ入れが段階的に行なわれている。
京都と鳥取・倉吉を智頭急行線経由で結ぶ特急『スーパーはくと』。就役しているHOT7000系は智頭急行に在籍しているが、登場から20年以上が経過したことから、車内設備や内装のてこ入れが段階的に行なわれている。 全 4 枚 拡大写真
智頭急行は5月11日、京都~鳥取・倉吉間で運行している特急『スーパーはくと』用HOT7000系の内装を更新していることを明らかにした。

『スーパーはくと』は現在、5両編成で運行されているが、このうち自由席となる2号車のHOT7030形が、指定席となる3~5号車のHOT7030・7040・7000形と同様に、座席のバックボードに木を使い、壁面を木目調とした内装となる。このHOT7030形は1両がすでに運用中で、6月に2両目が登場。12月中に7両すべてが更新される予定。

また、現在、HOT7000系6両で座席モケットの貼替えが進んでおり、グリーン席・普通車(席)ともに、より色彩の濃いものとなる。こちらは2018年度中に34両全車の施工が完了する予定。

このほか、6両で車内情報表示器が更新されており、文字サイズが従来のものより1.5倍大きくなっている。8月中には34両全車が更新され、その際に色表示が現在の3色からフルカラーとなる。

HOT7000系は、智頭急行上郡~智頭間が開業した1994年12月から特急『スーパーはくと』で運行を開始したが、2015年度には登場から20年以上が経過したことから車内設備のリニューアルが行なわれ、荷物置き場や多目的室、モバイルコンセントの設置などが行なわれていた。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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