山陽電鉄、3000系の引退編成に「Last Run」ヘッドマーク 5月31日まで

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まもなく引退する3000系の第3004編成(左上)と第3200編成(左下)。各編成両端の先頭車にヘッドマークが取り付けられる。
まもなく引退する3000系の第3004編成(左上)と第3200編成(左下)。各編成両端の先頭車にヘッドマークが取り付けられる。 全 3 枚 拡大写真

山陽電気鉄道は5月16日、3000系電車の第3004編成と第3200編成に「Last Run」ヘッドマークを取り付けて運行すると発表した。両編成とも新型車両の導入に伴い引退する。

3000系は1964年から1971年にかけて製造された、山陽電鉄の電車。神戸高速鉄道の建設で阪神電気鉄道や京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)との直通運転が計画されたことから、これに対応した車両として開発された。最初の製造から既に50年以上が経過しており、山陽電鉄は2016年4月から導入している6000系電車への置き換えを順次進めるとしている。

発表によると、ヘッドマークが取り付けられるのは、6000系の導入に伴い運行の終了が予定されている第3004編成(1967年製)と第3200編成(1969年製)。「ご利用いただきましたお客さまのご愛顧への感謝の気持ちを表すため」としてヘッドマークを掲出するという。

神戸方の先頭車には赤を基調にしたデザインのヘッドマークを取り付け、姫路方の先頭車にも青を基調にしたヘッドマークを取り付ける。ヘッドマークには各先頭車の車両番号と「Last Run」「長い間ご利用ありがとうございました」などの文字が入れられた。ヘッドマークの掲出期間は5月17日から31日までの予定だ。

《草町義和》

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