JR東日本のE721系に「相馬野馬追」のラッピング…常磐線や東北本線などで運行

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「相馬野馬追」のラッピングイメージ。
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JR東日本水戸支社は5月19日、常磐線相馬~浜吉田間の運行再開と「相馬野馬追(そうまのまおい)」を記念したラッピング列車を6月上旬から運行すると発表した。

相馬野馬追は、7月29~31日に福島県相馬市と南相馬市で開催される伝統行事で、国の重要無形文化財にも指定されている。

かつて相馬市などを含む相双地区を支配していた相馬氏の祖となる、平安末期の豪族・平将門(たいらのまさかど)が、軍事訓練の一環して野生馬を放ち、捕えて奉納したことが由来で、およそ500騎の武者に扮した人々が勇壮な戦国絵巻を繰り広げる。

ラッピングは2両編成のE721系3編成に施され、側面には相馬野馬追の「お行列」「神旗争奪戦」「甲冑競馬」の3種がラッピングされる。

運行は7月末まで行なわれ、区間は常磐線原ノ町~岩沼間、東北本線黒磯~一ノ関間、仙山線全線など約400km。

運行初日には出発式も開催される予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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