第二種運転免許、21歳以上の年齢取得制限見直しへ

自動車 社会 行政
タクシー(イメージ)
タクシー(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

政府の規制改革推進会議(草刈隆郎議長・日本郵船株式会社取締役)は23日、昨年9月に発足して以来、初めての答申を安倍晋三首相に提出した。

その中で、バスやタクシーの運転で旅客輸送をする場合に必要な第二種運転免許の取得制限について見直す。

現行制度で、二種免を取得できるのは21歳以上だ。答申は「21歳以上という受験資格の年齢要件の適否、現行制度が年齢要件で担保しようとしている運転手としての資質等について」、関係する警察庁、国交省、有識者などで検討会を設置し「今後のあり方を総合的に検討する」とした。

21歳以上という取得制限は「若年層が将来の職業として志望しづらい状況にある」「年齢要件のさらなる適正分析が必要である」との指摘を受けていたことに加えて、免許返納などで公共交通を求める高齢者が増えることへの対応として打ち出された。

答申は今年度中に検討を開始し、結果を法令改正などにつなげるよう求めている。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る