ZF、中国上海市の同済大学との協力関係を強化

自動車 ビジネス 企業動向
ZFの中国事業
ZFの中国事業 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFは5月22日、中国上海市の同済大学との協力関係を強化すると発表した。

同済大学は1907年、ドイツ人によって設立された医学校が前身。1927年に国立大学となり、現在では理工系を中心に、中国有数の総合大学として認知されている。

ZFは今回、同済大学との協力関係を強化すると発表。同大学が取り組む自動車シャシー技術およびダイナミクスの研究開発のための資金提供を、向こう5年間延長するのが柱となる。

ZFの中国における売上高は2016年、約60億ユーロに到達。これは、グループの全売上高の5分の1を占める。ドイツと米国に次いで、中国はZFにとって3番目に大きな市場であり、同社は1万3700名の従業員を雇用している。

ZFのJurgenHoleksa取締役は、「市場は、とくに将来のモビリティ動向の中で、非常にダイナミック。このような理由から、研究と産業の交流はこれまで以上に重要」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る