都電荒川線7000形いよいよ引退…「ありがとう」イベント開催 6月11日

鉄道 エンタメ・イベント
都電荒川線7000形の引退イベントが6月11日に行われる。写真は7000形の7022号。
都電荒川線7000形の引退イベントが6月11日に行われる。写真は7000形の7022号。 全 3 枚 拡大写真
東京都交通局は6月11日、都電荒川線の7000形電車が引退するのを記念し、荒川電車営業所(荒川区、荒川車庫前停留場に隣接)で「ありがとう7000形イベント」を開催する。開催時間は10時から14時まで。

7000形は、1954年にデビューした都電の車両。1977年に車体をワンマン運転対応のものに交換した。近年は新型車の導入に伴い廃車が進み、一部の車両は走行装置や台車などを交換した7700形に改造された。今年4月30日には、車体交換前の塗装(赤帯)を復元した7001号が運行を終了。現在は交換後の旧塗装(青帯)を復元した7022号の1両のみ運行されている。

発表によると、例年開催している「路面電車の日」イベントにあわせ、「ありがとう7000形イベント」を実施。7001号や7022号などを展示する車両撮影会、7000形の写真展示、都電グッズの販売、車庫見学などを行う。このうち車両撮影会は事前申込制(定員1000人)で、申込みは往復はがきで受け付ける。締切は6月1日(消印有効)。

7000形の引退を記念した1日乗車券も発売される。実際に利用できるのは6月11日の1日限りで、発売額は大人のみ400円。6月3日7時から11日19時まで荒川電車営業所で販売される予定だが、発売数は3000枚限定。売切れ次第、販売を終了する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る