JR東日本、両毛線に新駅整備へ…足利市「フラワーパーク」に隣接

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新駅の平面図(下方が北)。あしかがフラワーパークの近くに設けられる。
新駅の平面図(下方が北)。あしかがフラワーパークの近くに設けられる。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本高崎支社は5月24日、両毛線の富田~足利間(栃木県足利市)に新駅を設ける事業に着手すると発表した。2018年4月の開業を目指す。

高崎支社は2016年8月、鉄道利用の促進に関する連携協定を足利市と締結。これを機に新駅設置の調査・検討が行われ、今年4月には新駅設置の基本協定を締結した。

高崎支社の発表によると、新駅は花のテーマパーク「あしかがフラワーパーク」の北側に設置。富田駅から約0.9kmの地点になるとみられる。ホームは1面1線の単式で、6両編成に対応。屋根は約2両分設ける。このほか、駅舎や階段、スロープを設置。ICカード「Suica」に対応する。

今後は6月に足利市と施行協定を締結し、国土交通省からの認可を経て着工。2018年4月の開業を目指す。

富田~足利間にはこのほか、1951年9月に開業した東足利駅(富田駅から4.9km、足利駅から2.2km)が存在したが、1968年10月1日付で休止。その後復活することなく事実上の廃駅となり、1987年4月の国鉄分割民営化に伴い正式に消滅した。

《草町義和》

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