JR東日本の新・ポケモン列車、コンセプトは「親子でピカチュウ」 7月15日デビュー

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「POKEMON with YOU トレイン」のリニューアル後のイメージ。「ピカチュウ」の黄色が強調されたデザインになる。
「POKEMON with YOU トレイン」のリニューアル後のイメージ。「ピカチュウ」の黄色が強調されたデザインになる。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本は5月26日、東北地方の大船渡線で運行してきた観光車両「POKEMON with YOU トレイン」のリニューアルについて、このほど車両のデザインが決まったと発表した。7月15日に運行を開始する。

「POKEMON with YOU トレイン」は、キハ100系気動車のキハ100形を改造した車両。東日本大震災の復興支援・地域活性化策として、車体の内外を「ポケットモンスター(ポケモン)」の世界観やキャラクターのデザインで装飾した。

2012年12月、大船渡線の一ノ関(岩手県一関市)~気仙沼(宮城県気仙沼市)間を結ぶ臨時快速『ポケモントレイン気仙沼号』として営業運転を開始。今年4月に車両のリニューアルが発表され、5月7日限りでいったん運行を終了した。運行開始から4年5カ月間で約4万人が利用したという。

発表によると、新しいデザインのコンセプトは「親子でピカチュウと楽しむ列車」。車体の外装は、ポケモンの主要キャラクターの一つで、アニメでは主人公のパートナーになった「ピカチュウ」の姿をイメージしてデザインした。車内も「ピカチュウ」の色である黄色と茶色を基調にデザイン。プレイルーム車両には運転台や機関室をモチーフにした遊具やソファーなどを設ける。

運転開始は7月15日から。リニューアル前と同様、週末や夏休み期間を中心に『ポケモントレイン気仙沼号』として一ノ関~気仙沼間を走る。運行時刻は下りが一ノ関11時01分発~気仙沼12時51分着、上りが気仙沼14時37分発~一ノ関16時34分着。車両のほか、停車駅の駅名標などのリニューアルも計画されている。

《草町義和》

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