ルネサスと長城汽車、EVや自動運転車などの開発で戦略的協業

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調印式に出席したルネサスの呉代表取締役社長兼EO(左)と長城汽車の魏董事長(右)
調印式に出席したルネサスの呉代表取締役社長兼EO(左)と長城汽車の魏董事長(右) 全 1 枚 拡大写真

ルネサスエレクトロニクスと中国最大のSUV/トラックメーカー 長城汽車は5月25日、中国における新エネルギー車および自動運転車などの開発で戦略的協業を行うと発表した。

今回の協業により、両社のエンジニアで構成する共同開発チームは、新エネルギー車の要となるシステム、高速かつ堅牢な通信を実現する車載ネットワークシステム、安全と快適を両立する次世代車載インフォテインメントシステム、自動運転の実現に必要なADAS(先進運転支援システム)の4分野での技術開発を進める。

特に、新エネルギー車の開発については、中国政府が国家戦略産業と位置付け、2020年までに新エネルギー車の年間生産・売上台数を200万台までに拡大させ、2025年までに自動車生産・売上に占める新エネルギー車の割合を20%以上まで成長させる方針を発表している。今回の提携でルネサスと長城汽車は、新エネルギー車や自動運転車などに最先端技術を搭載し、長城汽車の競争力向上、中国の新エネルギー車の市場成長への貢献を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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