【ニュル24時間】スバルWRX STI、予選はクラス3位…ヴァンダム「目標はレース終了時の1位」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
3連覇を目指すWRX STI(写真はクオリファイングレース時)。
3連覇を目指すWRX STI(写真はクオリファイングレース時)。 全 3 枚 拡大写真

クラス3連覇を目指してニュルブルクリンク24時間レースに参戦しているSTIチームの「SUBARU WRX STI」は、予選3位から今年の決勝レース(27~28日)に臨むこととなった。

毎年恒例の注目行事ともなった、STIチームのニュル24時間レース挑戦。今年はカルロ・ヴァンダム/山内英輝/マルセル・ラッセー/ティム・シュリックという昨年同様の布陣で、クラス3連覇を目標に戦う年となっている。

予選1日目(25日)はSP3Tクラス1位。しかし予選2日目(26日)には、ヴァンダムの計測ラップ1周目に、上位クラス車両に道を譲らねばならない状況が発生するなどもした結果、タイム的な目標であった8分台突入を果たせず(ヴァンダムのベストは計測2周目の9分05秒367)。クラス順位も3位へと下がることになってしまった。意外に暑かったことも影響しているようである。

予選後のヴァンダムのコメント
「クルマはクオリファイングレース(4月の現地前哨戦的レース)の時と同様、良い仕上がりです。準備も順調ですが、この暑さだけが予想外です。いつものニュル24時間は、こごえるような寒さですからね」

「予選3位という結果は残念ですが、私たちの目標は24時間レースが終了したところで1位にいること。私たちは、私たちのやり方でレースに向けた準備を進めてきました。レース結果で他チームに勝利を譲ることはできません。私たちが優勝して、SP3Tクラス3連覇を果たします」

仕上がりは順調なようで、逆転には充分期待できそうだ。決勝はアウディTT、レクサスRCを追う局面から戦いを始めることになる。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】つい“ジャケ買い”しそうになる、プレーンな良き実用車…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る