GM、排ガス不正の疑いで提訴される…「排ガス規制を遵守」GM反論

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米国自動車メーカーのビッグ3の一角を占めるGMが、排ガス不正の疑いがあるとして、提訴されたことが分かった。

これは5月25日、米国の連邦裁判所に、消費者が起こした集団訴訟。GMの大型ピックアップトラック2車種に、排ガスを不正に制御するディフィートデバイスが装着されていたとして、損害賠償を求めている。

訴えによると、排ガス不正は、GMの「デュラマックス」と呼ばれるディーゼルエンジン搭載車が対象。シボレー『シルバラード』とGMC『シエラ』の2011~2016年モデルおよそ70万5000台が該当するという。

これを受けてGMは5月25日、声明を発表。「これらの主張には根拠がない。シルバラードとシエラのデュラマックスディーゼルは、米国EPA(環境保護局)とCARB(カリフォルニア州大気資源局)の排ガス規制を遵守している」と、反論のコメントを出している。

《森脇稔》

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