日産、「攻めのIT経営銘柄」に選定…3年連続

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車グローバル本社(参考画像)
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日産自動車は5月31日、収益拡大や事業革新などのために、積極的にITを活用している優れた上場企業「攻めのIT経営銘柄」に選定された、と発表した。

攻めのIT経営銘柄は、経済産業省が東京証券取引所と共同で2015年度から選定しているもの。日産は輸送用機器製造業で唯一、2015年から3年連続で選定された。

攻めのIT経営銘柄は、ITの活用による企業の製品・サービス開発強化や、ビジネスモデル変革を通じて、新たな価値の創出や競争力の強化を目指す経営に優れた上場企業が選定の対象になる。

今回、日産が3年連続で選定されたのは、日産が進めてきた中期経営計画「日産パワー88」を支えるグローバルIS/IT戦略「VITESSE」を策定し、ビジネス価値創造に向けたサービスの提供にクロスファンクション・クロスリージョンで取り組み、効果を創出した点が評価されたため。

日産自動車のグローバル情報システム本部の能丸実 理事は、「今後もデジタル戦略を核に、データを活用した新たなサービスや価値創造を目指していく」とコメントしている。

《森脇稔》

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