ZF、ドイツに合弁会社設立…eモビリティ推進へ

エコカー EV
ZFの合弁会社のマイクロモビリティのイメージ
ZFの合弁会社のマイクロモビリティのイメージ 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFは6月1日、新たな合弁会社をドイツに設立すると発表した。

この合弁会社は、ZF、Magura、BrakeForceOne、Unicorn Energyの4社が共同出資で設立するもの。本社をドイツ・テュービンゲンに置き、ZFの出資比率が48%と、筆頭株主になる。

合弁会社設立の目的は、2輪、3輪、4輪車のマイクロモビリティ分野において、エレクトロモビリティを推進すること。MaguraとBrakeForceOneは、二輪部品技術とサービス、Unicorn Energyはバッテリー技術を手がけており、各企業がノウハウを持ち寄り、eモビリティの発展に取り組む。

ZFは、マイクロモビリティの分野に将来、大きな可能性があると見込む。それは、人と荷物の両方の輸送に当てはまる。研究では2030年までに、とくに市内中心部の物流を担う電動の軽量車両が普及する予測する。

ZFのシュテファン・ゾンマーCEOは、「この新しいジョイントベンチャーは、高度な技術革新、スピード、世界的な自動車生産能力、ファーストクラスの販売とサービスの専門知識、といった個々のパートナーの様々な能力を結集したもの」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  3. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
  4. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  5. ガソリンエンジンも復活へ...ポルシェ『ケイマン』次期型、デザイン細部まで丸わかり!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る