交差点での衝突後に暴走、パニックでペダル踏み間違えか

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6日午前11時30分ごろ、宮城県登米市内の県道で、交差点を右折していた軽乗用車が横断歩道を渡っていた自転車に衝突。この直後から暴走し、別の自転車やクルマ2台とも衝突した。この事故で軽乗用車の運転者を含め、5人が負傷している。

宮城県警・佐沼署によると、現場は登米市南方町新島前付近で片側1車線の直線区間。丁字路交差点には横断歩道と信号機が設置されている。軽乗用車は交差点を右折した際、自転車に乗って横断歩道を渡っていた74歳の男性に衝突した。

軽乗用車は衝突を避けようと急ハンドルを切った弾みで道路左側の歩道に乗り上げ、約50mに渡って暴走。歩道上を自転車で進行していた68歳の男性に衝突するとともに、商業施設の駐車場に入ろうとしていた乗用車と軽乗用車にも衝突し、これに進路を塞がれる状態でようやく停止したという。

この事故で自転車に乗っていた2人と、衝突被害を受けた2台のクルマを運転していた35歳と62歳の女性が打撲などの軽傷。暴走したクルマを運転していた同市内に在住する64歳の女性は骨折などの重傷を負い、近くの病院へ収容されている。

現場は大型商業施設が立ち並ぶエリア。警察では最初の衝突直後にパニックとなり、アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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