対向車線から降ってきた乗用車、観光バスの屋根部に突っ込む

自動車 社会 社会

0日午前7時30分ごろ、愛知県新城市内の東名高速道路下り線を走行していた乗用車が路外に逸脱。中央分離帯を飛び越え、上り線側を走行していた大型観光バスの上に落ちる事故が起きた。乗用車の運転者が死亡。バス側の45人が重軽傷を負っている。

愛知県警・高速隊によると、現場は新城市富岡付近で片側2車線の直線区間。下り線を走行していた乗用車が何らかの原因で路外に逸脱。中央分離帯に衝突後、これを飛び越えるようにして上り線側へ進入し、直後に上り線を順走してきた大型観光バスの上部から落ちるように衝突した。

この事故で双方の車両が大破。乗用車はバスの前方屋根部分に載った状態となり、運転していた静岡県浜松市内に在住する62歳の男性は約4時間後に救出されたが、全身強打で死亡が確認された。バスの乗客乗員45人が骨折や打撲などの重軽傷を負っている。

現場は上下線の間に高低差がある区間。乗用車の走行していた下り線から見た場合、中央分離帯のガードレールは斜面(高さ約70cm)の上に設置された状態となっていた。警察では乗用車が道路左側のガードレールに接触した弾みで路外に逸脱。高速度を維持したまま中央分離帯手前の斜面に乗り上げるかたちで対向側に飛び出したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  3. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. 話題の特定小型原付『ウォンキー』にマットホワイト追加! 大容量バッテリーも選択可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る