米ニューヨーク州、トランプ大統領に法的手段示唆…燃費規制の撤回に警告

エコカー 燃費
シュナイダーマン長官 (c) Getty Images
シュナイダーマン長官 (c) Getty Images 全 1 枚 拡大写真

米国ニューヨーク州のエリック・T. シュナイダーマン司法長官は6月9日、オバマ前大統領が定めた燃費規制をトランプ大統領が実際に撤回した場合、法的対抗手段に訴えると発表した。

2011年、当時のオバマ大統領は、新しい燃費基準を発表。米国内で販売する車の燃費を、2025年までに1ガロン当たり平均50マイル以上に引き上げることを、自動車メーカーに求めていた。

これに対して、トランプ大統領は2017年3月、自動車産業の成長を妨げることを理由に、オバマ前大統領の定めた燃費規制を撤回すると発表。今回、米国ニューヨーク州のシュナイダーマン司法長官は、カリフォルニア州など全米の12州と歩調を合わせて、トランプ大統領に対抗していくことを決断した。

シュナイダーマン司法長官は、「乗用車やトラックからの排出物質を減らすことは、ニューヨーク市民やすべての米国人の健康と環境にとって不可欠。トランプ大統領の危険な政策に、対抗する用意がある」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. サプライズ! ヤマハの新型125cc、『Fazzio』登場…2025年のモーターサイクル記事ベスト5
  2. 1241万円で落札された伝説のコンプリートマシン、奈良のディーラーが購入者と判明 一般公開へ
  3. ヤマハが初の長距離ツーリングイベント開催、8万円も「高くない」リピート参加したくなる理由とは
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. トヨタのAセグ初のハイブリッド車に、小型SUV『アイゴX』改良新型を欧州発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る