DS、電動車両の投入強化 2025年までに3分の1を電動車両に

エコカー EV
DS7クロスバック
DS7クロスバック 全 5 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、PSAグループの高級車ブランド、DSは6月14日、電動車両の投入を強化する新戦略を発表した。

DSは今後、毎年ニューモデルを発売する予定だが、そのすべてに、ハイブリッド、プラグインハイブリッド(PHV)、EVのいずれかの電動パワートレイン車を設定する。そして2025年までに、DS車の販売の3分の1以上を、電動車両にすることを目指す。

電動車両のひとつが、2019年春に発売予定の『DS 7 クロスバック』のPHV、「E-Tense」。最大出力200hpのガソリンエンジンに、2個のモーター(それぞれ109hp)を組み合わせる。二次電池は蓄電容量13kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大およそ60kmのゼロエミッション走行を可能にしている。

また、同車には、ガソリンエンジンとモーターの間に、8速ATを横置きでレイアウト。 PSAグループとDSパフォーマンスの研究開発チームが持つノウハウを応用し、モーターの効率と性能を最適化して、システム全体を作動させる。

DSブランドのEric Apode商品および開発ディレクターは、「DSは電動車両の時代に入る。2025年までに販売されるDS車の3分の1以上を、電動車両にしていく」と述べている。

《森脇稔》

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