小田急電鉄、利用者10万人以上の全駅にホームドア設置へ

鉄道 企業動向
小田急は1日10万人以上が利用している全ての駅にホームドアを設置する。写真は新たにホームドアの設置が計画された新百合ヶ丘駅。
小田急は1日10万人以上が利用している全ての駅にホームドアを設置する。写真は新たにホームドアの設置が計画された新百合ヶ丘駅。 全 2 枚 拡大写真

小田急電鉄は6月16日、相模大野駅など新たに8駅でホームドアを設置すると発表した。2022年度までに整備する。

同社は2012年9月、新宿駅の4・5番急行ホームでホームドアの使用を開始。2016年10月には、代々木八幡・代々木上原・東北沢・下北沢・世田谷代田・梅ヶ丘各駅に2018年度から2020年度にかけて設置することを発表していた。

今回の発表では、2022年度までにホームドアを設置する駅として、新宿・登戸・新百合ヶ丘・町田・相模大野・海老名・本厚木・大和の8駅を加えた。これにより、1日の利用者数が10万人以上の駅は、全てホームドアが設置されることになった。このほか、新宿・小田原・藤沢・片瀬江ノ島・唐木田各駅の線路終端側には、本年度中に固定柵を設置する予定だ。

国土交通省は視覚障害者の転落事故などを踏まえ、「駅ホームにおける安全性向上のための検討会」を2016年8月に設置。同年12月の「中間取りまとめ」では、利用者が10万人以上でドア位置の統一など一定の条件を満たしている駅は「原則として2020年度までに整備」すべきとした指針を示している。

《草町義和》

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