VW ポロ 新型を発表…6代目は歴代最大

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VWポロ新型
VWポロ新型 全 8 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは6月16日、ドイツ・ベルリンにおいて、新型『ポロ』を初公開した。

新型ポロは6世代目モデル。歴代ポロは、世界で累計1400万台以上を販売してきた。新型は、クリアでパワフルなデザイン、より広いスペース、より効率的なエンジンなどを追求。欧州Bセグメントにおけるベストセラー車の座を、維持することを目指す。

新型ポロには、新世代モジュラー車台の「MQB」を採用。デザイン面では、スポーティさや力強さ、カリスマ性などが重視された。新型のボディサイズは、全長4053mm、全幅1751mm、全高1446mm、ホイールベース2564mm。現行モデル(全長3972mm、全幅1682mm、全高1453mm、ホイールベース2470mm)と比較すると、81mm長く、69mmワイド、7mm背が低い。ホイールベースは94mm延びた。歴代ポロで、最大サイズとなる。

ボディサイズの大型化の効果で、インテリア空間が拡大し、快適性を向上。トランク容量も、現行モデルの280リットルから、新型では351リットルに増加した。フォルクスワーゲンによると、新型ポロは4代目『ゴルフ』よりも全長はおよそ100mm短いが、室内空間は4代目ゴルフを凌駕するという。

欧州向けには、トレンドライン、コンフォートライン、ハイラインの基本3仕様を設定。14色のボディカラーに、13色のダッシュパッド、2種類のインテリアトリム、11種類のシート地を用意し、パーソナライゼーションに対応する。

欧州仕様のエンジンには、ガソリンとディーゼルがあり、発売当初は最大出力が65~150psまで。アイドリングストップとブレーキエネルギー回生システムを標準装備する。 最大出力95ps以上のエンジンは、デュアルクラッチトランスミッションのDSGと組み合わせることができる。

新型ポロは欧州の多くの地域で、2017年内に発売される予定。ドイツでのベース価格は、1万2975ユーロ(約160万円)と公表されている。

《森脇稔》

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