米新興企業、EVスポーツカー開発中…ルマンレーサーの公道版

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Green4Uの新型EVスポーツカーのレンダリング
Green4Uの新型EVスポーツカーのレンダリング 全 3 枚 拡大写真

米国のGreen4Uテクノロジーズ社は6月16日、新型EVスポーツカーの開発計画を明らかにし、同車のレンダリングイメージを公開した。

Green4Uテクノロジーズ社は、米国に2016年後半に設立された新興企業。2017年には、デルタウィングテクノロジーグループを買収し、同社のEV事業の基盤とした。

この新型EVスポーツカーは、近い将来、ルマン24時間耐久レースへの参戦を目指す『GT-EV』の公道バージョンとして、開発されるもの。

なお、新型EVスポーツカーは、パノス『Esperante GTR-1』など、多くの車両の設計に貢献した自動車デザイナー、Peter Stevens氏によって設計されることが決定。公開されたレンダリングイメージからは、乗員が前後に座るユニークな2人乗りジェット戦闘機スタイルが、大きな特徴として見て取れる。

GT-EVでは、前後にモーターを搭載し、最大出力はおよそ612hp。最高速は290km/hの性能を発揮する。ピットストップ時に、バッテリー交換を可能にする取り外し可能なバッテリパックを新開発。ひとつのバッテリーで、最大177km走行可能。Green4Uテクノロジーズ社によると、これらのノウハウを、新型EVスポーツカーに反映させるという。

《森脇稔》

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