元WGP250チャンプ原田哲也がKTMアンバサダーに就任…クールデビルと言われた華麗な走りを披露

モーターサイクル エンタメ・イベント
元ロードレース世界選手権GP250チャンピオンの原田哲也さん。
元ロードレース世界選手権GP250チャンピオンの原田哲也さん。 全 36 枚 拡大写真

5月下旬に千葉県・袖ヶ浦サーキットにて開催されたKTMのメディア向け試乗会に、元ロードレース世界選手権(WGP)GP250チャンピオン(1993年度)の原田哲也さんの姿があった。

原田選手といえば、現役時代、イタリアで最も有名な日本人とも言われ、WGPでの優勝回数(通算17勝)と表彰台獲得数(55回)は日本人最多を誇っている。言わば日本のレジェンドライダー、MotoGPのテレビ放送解説などでもお馴染みだ。

今回着ているのは、KTMのウェア。お話をうかがってみると『2017年KTM アンバサダー』に就任したとのことで、今後、KTMが主催するさまざまなレースやイベントに参加するという。

「とにかくオートバイをユーザーの皆さまと一緒に楽しみたいですね。MotoGPの面白さなども伝えていきたいと思っています」(原田さん)

集まった報道陣を前に、『390DUKE』や『250DUKE』など新型デュークシリーズでのライディングも披露したが、“クールデビル”と世界のトップライダーらから恐れられた冷静沈着な走りは健在で、DUKEシリーズの高いスポーツ性能も証明して見せた。

10月15日にツインリンクもてぎ(栃木県)で決勝レースが行われる MotoGP 第15戦日本グランプリでは、「KTM Fan Package(KTMファン専用スタンドの観戦チケット)」が発売される予定。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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