国際エンジンオブザイヤー、フェラーリ 488 の3.9リットルツインターボに栄冠…2年連続
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この賞は車の心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、2017年が19回目。5月時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている乗用車のエンジンを対象に、世界31か国の58名のジャーナリストが投票を行い、最高のパワーユニットを決定した。
インターナショナルエンジンオブザイヤー2017の結果は以下の通り。
1:フェラーリの3.9 リットルV8ターボ(251点)…488
2:ポルシェの3.0リットル水平対向6ターボ(216点)…911
3:BMWの1.5リットル3気筒ターボ+モーター(151点)…i8
4:アウディの2.5リットル直5ターボ(139点)…TTRSとRS3
5:フォードの999cc 3気筒ターボ「エコブースト」(136点)…フィエスタやフォーカスなど
6:テスラのEVパワートレイン(135点)…モデルS/X
7:PSAの1.2リットル直3ターボ(131点)…プジョー208やシトロエンC3など
8:ポルシェ2.0リットル水平対向4ターボ(128点)…718ボクスター/ケイマン
9:フェラーリの6.3リットルV12(113点)…F12
フェラーリ488 GTBと488スパイダーの3.9リットルV型8気筒ツインターボが、2年連続の栄冠。2位のポルシェ『911』改良新型の3.0リットル水平対向6気筒ツインターボに、35点の大差をつけて受賞となった。
インターナショナルエンジンオブザイヤーを主催するDean Slavnich氏は、「これまでに開発された最高のターボエンジンだろう。高度な技術を搭載した超洗練されたフェラーリV8だ」とコメントしている。
《森脇稔》