東海道の歴代列車スタンプが勢揃い…横浜~国府津間130周年記念イベント 7~8月

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80系、151系、113系という懐かしい車両から、185系、E233系、651系「IZU CRAILE」という現代の車両まで揃った記念のステッカー。
80系、151系、113系という懐かしい車両から、185系、E233系、651系「IZU CRAILE」という現代の車両まで揃った記念のステッカー。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本横浜支社は6月21日、東海道本線横浜~国府津間開業130周年記念イベントを7~8月に開催すると発表した。

現在の東海道本線は、東京駅起点・神戸駅終点とされているが、当初、東京と関西を結ぶ鉄道は、内陸の中部山岳地帯を通る中山道経由で構想され、1883年には建設が内定していた。

したがって、1872年10月に開業した新橋(後の汐留)駅~横浜(現在の桜木町)駅間の鉄道は、いわゆる「中山道幹線」の支線的な扱いとなっていた。

中山道経由とされたのは、東海道と比べて地域の開発が遅れていたこと、海上からの攻撃を避けることが理由とされているが、調査の過程で、険しい山岳地帯を越えるルートは難工事が予想された。

このため、1886年には工期を大幅に短縮できる旧東海道に沿ったルートに変更され、翌年7月11日には横浜~国府津間が開通。程ヶ谷(現・保土ヶ谷)・戸塚・藤沢・平塚・大磯・国府津の各駅が開業している。

今回のイベントは、それから130周年を迎えたことを記念したもので、7月11日から8月31日までスタンプラリーを実施。開業時の6駅に東海道本線を走った歴代の列車を絵柄にしたスタンプを設置し、すべてを集めると先着2000人にオリジナルマグネットシートがプレゼントされる(スタンプはラリー終了後の2018年7月10日まで設置)。

また、戸塚・藤沢・平塚・国府津の各駅NewDays・NewDaysKioskでは、記念のボールペン(430円)やクリアファイル(324円)、ステッカー(324円)を発売する。

このほか、開業130周年記念ヘッドマークを付けたE233系の顔出しパネルも展示する。展示日時・箇所は、7月2日が保土ヶ谷駅ビル「Beans」3階(10時30分~15時)、7月8日が戸塚駅橋上改札内スペース(11~15時)、7月15日が国府津駅改札内スペース(9時30分~16時)、7月16日が藤沢駅自由通路(10~15時)。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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