ミシュラン、組織をグローバル規模で再編…デジタル化などに対応

自動車 ビジネス 企業動向
ミシュラン パイロットスポーツ カップ2
ミシュラン パイロットスポーツ カップ2 全 1 枚 拡大写真

フランスに本拠を置くタイヤ製造大手、ミシュランは6月23日、顧客により良いサービスを提供する目的で、組織のグローバル再編プロジェクトを発表した。

ミシュランは、顧客と従業員の進化する需要に対応するために、事業を適応させることによって、成長を促進する新しい組織プロジェクトを開始。この新しい組織は、ミシュランの機動性を高め、競争力を維持し、将来の課題に円滑に対応できるように構築されている。

この徹底的な改革の目的は、顧客満足度の向上、各チームへの権限付与、運用の簡素化、グループのデジタル化など。

新組織では、世界市場を北米、東アジア、オーストラリア、中国、中欧、北欧、アフリカ&インド、中東、南米、中米の10の新しい地域に分割。それぞれに、現在よりも多くの責任を持たせる体制とする。

また、サプライチェーン、マーケティング&セールスサポート、購買、業務品質保証、企業・ビジネスサービス(CBS)など、8つの運営部門を設置。地域およびビジネスの専門知識とサポートを提供することを目指す。

ミシュランは、「この機会を利用し、進化の過程で各従業員をサポートしながら、組織を変革していく」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「カッコよすぎ!」改良版レクサス『IS』お披露目にSNS興奮!「セダンを出し続けてくれて感謝」の声も
  2. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、2025年度グッドデザイン賞に…『デリカミニ』と『デリカ』も部門賞
  3. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  4. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  5. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る