大島運輸、3年勤務を条件に準中型免許取得費用を全額負担…人材不足解消へ

自動車 ビジネス 企業動向
大島運輸(WEBサイト)
大島運輸(WEBサイト) 全 1 枚 拡大写真

大島運輸は、トラックドライバーに必要な「準中型自動車免許」の費用を全額負担するユニークな求人募集を6月より開始した。

準中型自動車免許は今年3月に施行された新しい免許区分で、最大積載量2トン以上4.5トン未満の車両を運転できる。これまでは3トン以上のトラックに乗るためには、免許保有2年以上・20歳以上での中型自動車免許の取得が必要だった。そのため、「免許を持っていない」「免許代の費用が高い」などを理由にドライバー職を諦める人が多くいた。

今回、大島運輸では若い世代に免許を取得してもらうために、3年勤務継続を条件に準中型自動車免許の取得費用全額を負担する。準中型自動車免許は普通自動車の運転も可能。全額負担は普通自動車運転免許欲しさに3年勤務して辞めてしまうリスクも伴うが、まずは運転未経験の若手人材を取り込むこと、ドライバー職を知ってもらうことが重要と考え、準中型自動車免許取得費用の全額負担を決定した。

運送業界では、ドライバー不足に直結する若い世代の免許取得が課題となっている。同社では、全額費用を負担し、免許を持っていない未経験の若手人材からドライバー雇用を図り、人材不足の解消につなげていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る