タカタ経営破綻、中小企業対象の相談窓口設置…セーフティネット保証1号を発動

自動車 ビジネス 企業動向
タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード(資料画像)
タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

経済産業省は6月26日、タカタの経営破綻に伴い、取引関係のある中小企業・小規模事業者を対象に、資金繰り等に関する相談窓口を設置し、公的金融機関による資金繰り支援を行うと発表した。

相談窓口は、全国の日本政策金融公庫、沖縄振興開発金融公庫、商工中金、信用保証協会、商工会議所、商工会連合会、都道府県中小企業団体中央会、よろず支援拠点、中小企業基盤整備機構、全国商店街振興組合連合会、全経済産業局に設置。「タカタ株式会社関連相談窓口」として、資金繰り等に関する相談を受け付ける。

また、タカタと一定の直接取引関係を持つ中小企業・小規模事業者を対象として、一般保証とは別枠の限度額で融資額の100%を保証するセーフティネット保証1号を発動。同日から全国の信用保証協会においてセーフティネット保証1号の事前相談を開始する。

さらに日本政策金融公庫および沖縄振興開発金融公庫にて、タカタの経営破綻により業況が悪化している中小企業・小規模事業者に対してセーフティネット貸付を実施。また、日本政策金融公庫、沖縄振興開発金融公庫、商工中金および信用保証協会は、既往債務の返済猶予等の条件変更、貸出手続きの迅速化および担保徴求の弾力化などについて、中小企業・小規模事業者の実情に応じて柔軟に対応していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. フィアット『パンダ』、欧州で車名を『パンディーナ』に変更…ハイブリッド専用車に
  4. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  5. 「カッコよすぎ!」改良版レクサス『IS』お披露目にSNS興奮!「セダンを出し続けてくれて感謝」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る