【グッドウッド2017】ジャガー史上最強、XE に600馬力の「プロジェクト8」誕生

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ジャガー XE SV プロジェクト8
ジャガー XE SV プロジェクト8 全 8 枚 拡大写真
英国の高級車メーカー、ジャガーカーズは6月28日、ジャガー『XE SV プロジェクト8』の概要を明らかにした。実車は6月29日、英国で開幕する「グッドウッドフェスティバルオブスピード」で初公開される。

同車は、ジャガー『XE』をベースにした高性能モデル。ジャガー・ランドローバーの特別車両部門、「SVO」が開発を手がけた。BMW『M3セダン』や『メルセデスAMG C 63』をライバルに想定する。

XE SV プロジェクト8のハイライトは、SVOの手によってチューニングされた5.0リットルV型8気筒ガソリンスーパーチャージャーエンジン。最大出力は600psを引き出す。ジャガーカーズによると、ジャガー史上、最もパワフルな市販車になるという。

トランスミッションはパドルシフト付きの8速クイックシフト、駆動方式はフルタイム4WD。XE SV プロジェクト8は、0~96km/h加速3.3秒、最高速322km/hの優れた性能を発揮する。ジャガーカーズは、「スーパーカーのパフォーマンス」と自信を示す。

XE SV プロジェクト8は、専用のエアロパーツにより、空力性能を向上。新開発のカーボンセラミックブレーキやF1技術を導入した窒化ケイ素のセラミックホイールベアリングを採用。オプションで、後席を廃した2シーターの「トラックパック」が用意され、12.2kgの軽量化が図られる。

XE SVプロジェクト8は、300台の限定生産車。ジャガー・ランドローバーSVOのJohn Edwardsマネージングディレクターは、「プロジェクト8では、熱狂的なデザイナー、エンジニア、生産のスペシャリストが妥協することなく、最高性能のスポーツカーを作り上げた」とコメントしている。

《森脇稔》

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