【リコール】アウディ A4 など2万5000台、ECU不具合で火災のおそれ

自動車 テクノロジー 安全
アウディA4(2014年)
アウディA4(2014年) 全 2 枚 拡大写真

アウディジャパンは6月29日、『A4 2.0 TFSI』などのECU(エンジンコントロールユニット)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『A4 2.0 TFSI』『A4アバント2.0 TFSI』『A4 2.0 TFSI quattro』『A4アバント2.0 TFSI quattro』『A4オールロード』『A5カブリオレ2.0 TFSI quattro』『A5 2.0 TFSI quattro』『A5スポーツバック 2.0 TFSI quattro』『A6 2.0』『A6アバント2.0』の10車種で2011年12月6日~2017年2月10日に輸入された2万5738台。

エンジン冷却装置において、補助クーラントポンプの異常を検知するECUのプログラムが不適切なため、異物等により当該ポンプの作動が妨げられた際、電源がポンプに流れ続けるものがある。そのため、ポンプおよびポンプの配線が発熱して溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、ECUのプログラムを変更する。なお、補助クーラントポンプを点検し、故障している場合は、当該ポンプを新品に交換する。

不具合は9件発生、事故は起きていない。市場および本国からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダムドから『ジムニーノマド』用のボディキットが3種登場!『ジムニーシエラ』用の新作「サウダージ」も注目
  2. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  3. 三菱、3列シートの新型SUV『デスティネーター』世界初公開へ
  4. マツダ『CX-5』新型、ライバルはRAV4やエクストレイルか
  5. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る