【新聞ウォッチ】豪ソーラーレースに参戦する工学院大の新車両を公開、「応援大使」に足立梨花さん起用

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工学院大の豪ソーラーレース参戦会見
工学院大の豪ソーラーレース参戦会見 全 5 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年6月30日付

●総会集中日、株主の目一層厳しく(読売・3面)

●チーズ対立、車に影響、日欧EPA、きょうから閣僚級協議 (読売・11面)

●ホンダと中国、運命かける「兄弟車」戦略 (朝日・9面)

●自動車8社生産5月は7.3%増加、前年比(朝日・9面)

●ソーラーカーの世界大会に参戦、工学院(毎日・24面)

●出光社長ら再任可決、創業家「合併は誤り」と反対 (産経・10面)

●燃費不正問題スズキが陳謝、俊宏社長が初議長 (産経・10面)

●アウディがリコール(東京・30面)

●上海汽車インドで生産、乗用車「MG」販売 (日経・13面)

●マツダ米で奨励金改革、ブランド化戦略、顧客満足度を重視(日経・17面)

ひとくちコメント

稲田明美防衛相の都議選応援演説で「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」との発言や安倍首相の友人が理事長を務める加計学園からの下村博文幹事長代行の献金問題など、自民党議員の疑念が、後を絶たない。

スッキリしない梅雨空が、さらにうっとうしく感じるが、一方で醜いふるまいの政治家たちとは違い、棋士の藤井壮太四段の連勝記録など若者たちが情熱を傾けて一生懸命に打ち込む姿は実に清々しい。

そんななか、工学院大学が、東京・新宿のキャンパス内で、今年10月、豪州で開催する世界最大級のソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2017」(WSC)に参戦する新しい車両を初公開した。

レースは太陽の光をエネルギーに豪州大陸を約3000km走行して順位を競うが、工学院大には、炭素繊維のボディ材などを提供した帝人をはじめ、低燃費タイヤのブリヂストンやベアリングのNTNなど、おなじみの自動車部品メーカーなど約50社が協力している。

発表記者会見では、工学院大学の名誉博士でノーベル化学賞を受賞した根岸英一博士が「新しいことにチャレンジすれば、その先には素晴らしいゴールがある」などと、激励のビデオメッセージも披露。

また、「応援大使」にもなっているタレントの足立梨花さんも出席し、初優勝を目指す工学院大のチームを激励していた。

きょうの毎日と日経が東京版で「工学院大のチーム、ソーラーカー豪世界大会へ」などと取り上げているが、次世代を担うような輝く若者たちを伝える記事を読むのは気分も晴れ晴れしくなる。工学院大は3度目の挑戦となるそうで、過酷なレースのようだが、がんばる工学院大チームにエールを送りたい。

《福田俊之》

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