【グッドウッド2017】アストンマーティン ヴァルカン に「AMR」…サーキット専用車が進化

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アストンマーティン・ヴァルカンAMRプロ
アストンマーティン・ヴァルカンAMRプロ 全 9 枚 拡大写真

英国のスポーツカーメーカー、アストンマーティンは6月30日、英国で開幕した「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、『ヴァルカン AMRプロ』を初公開した。

画像:アストンマーティン ヴァルカン AMRプロ

『ヴァルカン』は2015年春、ジュネーブモーターショー2015で発表。アストンマーティンが極めて少数の顧客のために開発したサーキット専用のスーパーカー。モータースポーツから得たノウハウを注入し、限定24台を生産する。

ヴァルカンのハイライトは、パワフルなエンジン。フロントミッドシップに搭載される7.0リットルV型12気筒ガソリン自然吸気ユニットは、最大出力800ps以上を引き出す。トランスミッションは、Xtrac製の6速シーケンシャルで、リアミッドにレイアウトされる。

今年のグッドウッドで初公開されたヴァルカン AMRプロは、ヴァルカンにさらなるパフォーマンスを求める顧客のために、新ブランドのAMR(アストン・マーティン・レーシング)が開発を担当。AMRは、アストンマーティンのモータースポーツ活動から得られたノウハウを市販車に投入し、さらなる高性能化を図ることを目的に立ち上げられたブランド。

ヴァルカン AMRプロでは、エアロダイナミクス性能をさらに追求。新デザインのリアウイングはデュアルプレーンデザイン。可変式のフラップも導入する。これにより、ダウンフォースをおよそ1.3倍に引き上げた。また、フロントには大型リップスポイラーとカナードを採用。エンジンカバーをカーボンファイバー化することで、5kgの軽量化も果たしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. 加藤製作所、新世代ラフテレーンクレーン「SL-250RV」発売…油圧伸縮起伏ジブ採用
  4. 【プジョー 208 新型試乗】新ハイブリッド搭載で、俊敏なハンドリングがより際立つ…島崎七生人
  5. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る