【トヨタ カムリ 新型】TNGA採用ですべてを一新、意のままの走りと美しいデザインを実現

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ カムリ G レザーパッケージエモーショナルレッド
トヨタ カムリ G レザーパッケージエモーショナルレッド 全 34 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、ミッドサイズセダン『カムリ』をフルモデルチェンジし、7月10日より販売を開始した。

新型カムリは、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に基づきプラットフォーム、ユニット、電子系など全ての部品をゼロから開発。エモーショナルで美しいデザイン、意のままの走り、上質な乗り味を実現した。

エクステリアは、エンジンおよび乗員レイアウトを下げることで、低重心シルエットのエモーショナルで美しいデザインを実現した。フロントは、スリムなアッパーグリルと立体的なロアグリルを対比させることで低重心でワイドなスタンスを強調。リヤはショルダーを張り出した安定感のある造形とし、上級な車格を感じさせるスタイルを表現している。

インテリアでは、部品の小型化やレイアウトの見直しでインストルメントパネルの厚みを抑えたほか、エンジンフード、カウル、ベルトラインを下げ、視界を良くするなど、スポーティかつ広がり感のある空間を実現。またディスプレイ(ナビゲーション、カラーヘッドアップディスプレイ、マルチインフォメーションディスプレイ)の相互リンクによる情報表示により、ドライバーの操作動線と視線移動を最適化。運転に集中できるコックピットを実現している。

走行面では、新開発のプラットフォームがもたらす重量バランス、車両安定性の向上、トヨタ初となる液体封入式エンジンマウントの4点すべてへの採用などで、上質な乗り味を実現。サスペンションはフロントに新開発のマクファーソンストラット式、リヤにはダブルウィッシュボーン式を採用、さらにラック平行式電動パワーステアリング、新開発のステアリングコラムなどにより、意のままの走りを実現している。

パワートレーンは最大熱効率41%と高出力を両立したTNGA新エンジン「ダイナミックフォースエンジン2.5」とハイブリッドシステム「THS II」の組み合わせ。システム全体で211psの最高出力を発生するとともに、クラストップレベルとなる33.4km/リットルの低燃費を両立している。

そのほか、衝突回避支援パッケージ「トヨタ セーフティ センスP」を全車に標準装備するとともに、後退時の死角に左右後方から接近してくる車両を検知し自動的にブレーキ制御を行う「リヤクロストラフィックオートブレーキ」機能をトヨタブランド初採用するなど、予防安全装備も充実させている。

価格は329万4000円から419万5800円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る