ボルボ XC60 新型に「ポールスター」、ツインチャージャーPHVは421馬力に強化

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ボルボ XC60 新型のポールスター
ボルボ XC60 新型のポールスター 全 3 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは7月10日、新型『XC60』のプラグインハイブリッド車(PHV)、「T8」グレードに、「ポールスター」を設定すると発表した。

新型XC60の最上級グレードのT8に搭載されるのが、PHVパワートレイン。このパワートレインは、「ツインエンジン」を名乗る。2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、ターボとスーパーチャージャーでダブル過給。このエンジンが前輪を駆動し、モーターが後輪を駆動する4WDとなる。

PHVシステムはトータルで、最大出力407hpを引き出す。EVモードでは、最大45kmのゼロエミッション走行が可能。0‐100km/h加速は5.3秒の実力も備える。

今回発表されたポールスターでは、エンジンの強化だけでなく、スロットルレスポンスの向上やシフトチェンジ時間の短縮などのチューニングも実施。PHVシステムはトータルで、最大出力421hpと14hpの向上を果たす。

それでいて、欧州複合モード燃費47.6km/リットル、EVモード最大45kmの優れた環境性能は変わらない。ポールスターの研究開発担当、Henrik Fries副社長は、「目標は、運転体験を豊かにしたいボルボのオーナーにとって、毎日の運転状況で利用可能なパフォーマンスを作り出すこと」と述べている。

《森脇稔》

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