ヤマハ発動機は7月11日、四輪バギー『YFM90R』の補修用部品として輸入したブレーキシューの一部にアスベストが混入していることが判明したとして、出荷済みの172セットを回収すると発表した。
ヤマハ発動機は、台湾でスクーターや四輪バギーの製造を行っているAeon社から、排気量90ccの四輪バギーのOEM供給を受け、海外で「YFM90R」として販売している。
今回、YFM90Rの補修用部品として2015年6月から2016年4月までに台湾から日本国内に輸入したブレーキシューの一部にアスベストが混入していることが判明。当該部品については、日本への輸入後、2016年2月から2017年4月までに172セット(フロント120セット/リア52セット)を国内数社の部品業者に出荷しており、今回、出荷済みの補修用部品について回収を行う。
同社では、7月12日より専用コールセンターを開設し、ユーザーへの対応にあたるほか、原因究明と徹底した再発防止に取り組んでいく。