BMWグループは7月12日、2017年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を明らかにした。BMWなど3ブランドの総販売台数は、上半期の新記録の122万0819台。前年同期比は5%増だった。
ブランド別の上半期実績では、BMWブランドが103万8030台を販売。前年同期比5.2%の伸び。上半期としては初めて、100万台を突破した。
グループ全体の上半期市場別実績は、中国を含めたアジア全体が、前年同期比15.1%増の41万5262台を販売。このうち、中国の上半期実績は、前年同期比18.4%増の29万3280台だった。米国は上半期、前年同期比4.1%減の17万1291台と後退。欧州は55万4846台を売り上げ、前年同期比は2.2%増と回復基調が続く。
上半期のBMWブランド実績では、乗用車系では新型『7シリーズ』が3万2290台。前年同期比は26.9%増と、2桁増を維持する。『1シリーズ』は、6.5%増の9万1802台を販売した。SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)では、『X1』が上半期、前年同期比45.2%増の13万6748台と、引き続き好調。『X5』は10.6%増の8万9958台を売り上げた。
BMWグループの2016年世界新車販売は、6年連続で前年実績を上回り、過去最高の236万7603台。前年比は5.3%増だった。