【ホンダ フィット 試乗】ハイブリッドのDCTの作動がよりスムーズになった…丸山誠

試乗記 国産車
ホンダ フィットRS 改良新型
ホンダ フィットRS 改良新型 全 35 枚 拡大写真

ホンダの『フィットハイブリッド』はトヨタの『アクア』がライバルだが、少し先にアクアがマイナーチェンジ。燃費トップの座は何とかアクアが守ったが、先進安全装備の面ではマイナーチェンジしたフィットの優位性が目立つ。

【画像全35枚】

アクアは普及型のトヨタセーフティセンスCを装備するが、フィットはより高度な制御を行うホンダセンシングを採用。ミリ波レーダーと単眼カメラによるセンシングでブレーキ、ステアリングを制御し、約5km/h以上ならクルマだけでなく歩行者も検知して自動ブレーキが作動する。

一般路試乗では自動ブレーキを試せないが、制御が意外によかったのが、レーンキープアシスト。約65から約100km/hで作動するため首都高速道路で試してみたが、車線を認識しているとカーブに合わせて操舵力をうまくアシストする。

上級車のように積極的にステアリングを操舵するわけではないが、ドライバーがステアリングを軽く握っているだけでスムーズにコーナーを曲がっていく。

フィットハイブリッドで変化したのが7速DTC。走行モードをSモードにして積極的に走るとシフトチェンジが速くなったように感じた。つながり感がさらによくなったように感じたが、エンジニアに確認すると実は変速時間自体は改良前と同じだという。

ただ今回は変速をスムーズにするように制御を変更したという。よりスムーズになったことで変速が素早くなったように感じたわけだ。

スポーティグレードの「RS」の6速MTにも試乗したが、こちらも相変わらず元気で気持ちのいい走りを実現していた。フィットはマイナーチェンジだが、全グレードのエンジンの内部まで改良を行っている。

中空カムシャフトの内径を直径16mmから17mmに拡大して軽量化し、エンジンブロックの軸間にスリットを入れている。マイナーチェンジでブロックにまで改良を加えるのは珍しい。

この改良の効果か、高回転域のエンジン音によりビート感が出ているように感じた。4500回転以上まで回すと気持ちいいサウンドと加速感がマッチしていて楽しい。もちろんRSのMT車でもホンダセンシングを装備していて、高速道路で便利なACCも使うことができる。

MTのため速域に合わせたギヤチェンジは必要だが、ACCによって高速でのロングドライブがより楽になった。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

丸山 誠|モータージャーナリスト/AJAJ会員
自動車専門誌やウェブで新車試乗記事、新車解説記事などを執筆。キャンピングカーやキャンピングトレーラーなどにも詳しい。プリウスでキャンピングトレーラーをトーイングしている。

《丸山 誠》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』復活へ、「現代版GT-FOUR」なるか?…土曜ニュースランキング
  2. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  3. 【スズキ クロスビー 新型試乗】独特な世界観と走りは、往年のシトロエンを思い起こさせる…中村孝仁
  4. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  5. 現代風アレンジで表情一新! スズキ『Vストローム250』7月23日発売、価格は68万5300円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  2. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  3. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  4. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る