ダイムラー、ディーゼル車300万台を無償修理…排ガス不正の疑いに対応

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ドイツの自動車大手、ダイムラーは7月18日、欧州市場で販売されたメルセデスベンツ車を含むディーゼル車、およそ300万台を無償修理すると発表した。

今回の発表は、ドイツの一部メディアが、「ダイムラーの一部ディーゼル車およそ100万台に、排ガス不正の疑いがある」と報じたことを受けての対応。その後、世界の主要メディアがこの件を一斉に報道している。

ダイムラーは今回、欧州市場で販売されたディーゼル車およそ300万台を無償修理すると発表。この無償修理にダイムラーは、約2億2000万ユーロを投じ、欧州のほぼすべてのEU5およびEU6のディーゼル車を、無償修理する。この措置は、ドイツの規制当局と緊密に協力して実施される。

ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「ディーゼル車の顧客を安心させ、ディーゼル技術に対する信頼を強化するために、追加的な措置を決定した。ディーゼルエンジンは、CO2排出量が少ないことなどにより、引き続き有望なパワートレインと確信している」と述べている。

《森脇稔》

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