【鈴鹿8耐】EWCは1ポイント差の攻防戦、タイトルが決まる!!

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鈴鹿8耐は、世界の多くのライダーが一度は手にしたいタイトルのひとつと語るほどだが、今年の鈴鹿8耐にはもうひとつの見どころがある。それは今大会が2016-2017 FIM EWC(世界耐久選手権)の最終戦となったことで、ここで世界耐久チャンピオンが決定するのだ。

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ポイントリーダーは、開幕戦のボルドール24時間を制したSERT(Suzuki Endurance Racing Team)で、獲得ポイントは132。そして第2戦ルマン24時間、第3戦オーシャズレーベン、第4戦スロバキアリンクと3連勝してSERTを猛烈に追い上げてきたのがGMT94 Yamahaで、獲得ポイントはSERTにわずか1ポイント差の131。レースでは、先にゴールした方がチャンピオン獲得となり、こちらの戦いからも目が離せない状態だ。

そして、もうひとつチャンピオンの可能性を残したチームがある。そう、それが野左根航汰が所属するYART・Yamahaで、獲得ポイントは105。ポイントリーダーSERTとは27ポイント差で常識的には逆転は難しいが、いつの時代にも鈴鹿8耐では奇跡という筋書きのないドラマが誕生してきただけに、YART・Yamahaに注目が集まるのも自然の流れと言っていい。

「逆転チャンピオンが難しことは分かっています。でも、可能性がある限り諦めません」と野左根。大逆転のためにはYART・Yamahaの上位入賞は必須条件。まずは8時間をしっかりと走りきり、そしてライバルの結果を待つ。

《佐久間光政》

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