【鈴鹿8耐】EWCは1ポイント差の攻防戦、タイトルが決まる!!

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
SERT
SERT 全 4 枚 拡大写真

鈴鹿8耐は、世界の多くのライダーが一度は手にしたいタイトルのひとつと語るほどだが、今年の鈴鹿8耐にはもうひとつの見どころがある。それは今大会が2016-2017 FIM EWC(世界耐久選手権)の最終戦となったことで、ここで世界耐久チャンピオンが決定するのだ。

ポイントリーダーは、開幕戦のボルドール24時間を制したSERT(Suzuki Endurance Racing Team)で、獲得ポイントは132。そして第2戦ルマン24時間、第3戦オーシャズレーベン、第4戦スロバキアリンクと3連勝してSERTを猛烈に追い上げてきたのがGMT94 Yamahaで、獲得ポイントはSERTにわずか1ポイント差の131。レースでは、先にゴールした方がチャンピオン獲得となり、こちらの戦いからも目が離せない状態だ。

そして、もうひとつチャンピオンの可能性を残したチームがある。そう、それが野左根航汰が所属するYART・Yamahaで、獲得ポイントは105。ポイントリーダーSERTとは27ポイント差で常識的には逆転は難しいが、いつの時代にも鈴鹿8耐では奇跡という筋書きのないドラマが誕生してきただけに、YART・Yamahaに注目が集まるのも自然の流れと言っていい。

「逆転チャンピオンが難しことは分かっています。でも、可能性がある限り諦めません」と野左根。大逆転のためにはYART・Yamahaの上位入賞は必須条件。まずは8時間をしっかりと走りきり、そしてライバルの結果を待つ。

《佐久間光政》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る