フランスの自動車大手、PSAグループは7月26日、2017年上半期(1~6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、グループ全体の上半期の売上高は、291億6500万ユーロ(約3兆7915億円)。前年同期の277億7900万ユーロに対して、5%増とプラスに転じた。
また、上半期の営業利益は、20億4100万ユーロ(約2655億円)。前年同期の18億3000万ユーロに対して、11.5%の増益を達成している。
2桁の増益となったのは、コスト削減の効果など。また、グループ全体の291億6500万ユーロの売上高のうち、本業の自動車事業の売上高(中国合弁事業を含む)は、198億8700万ユーロ(約2兆5855億円)。前年同期比は3.6%増だった。
PSAグループのカルロス・タバレス会長は、「上半期の業績は、グループ全体の従業員がPush to Pass計画を実行したおかげで達成された」とコメントしている。