VWグループ、営業利益は2.4倍 第2四半期決算

自動車 ビジネス 企業動向
VWゴルフ
VWゴルフ 全 3 枚 拡大写真
欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは7月27日、2017年第2四半期(4~6月)の決算を公表した。

同社の発表によると、アウディやポルシェ、セアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、596億6500万ユーロ(約7兆7760億円)。前年同期の569億7100万ユーロに対して、4.7%の増加となった。

一方、第2四半期の営業利益は、45億4900万ユーロ(約5930億円)。前年同期の18億9900万ユーロに対して、およそ2.4倍の大幅な増益となっている。

大幅な増益となった主な要因は、収益性の高いポルシェやアウディなど、グループ内のプレミアムブランドの新型車の販売が好調だったため。また、いっそうのコスト削減を進めた成果も表れた。

フォルクスワーゲングループ取締役会のマティアス・ミュラー会長は、「事業の強固な基盤は、フォルクスワーゲングループを純粋な自動車メーカーから、世界をリードする持続可能なモビリティプロバイダーに変えるという仕事の基礎になる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のスラントノーズ復活か? ボルシェ 911 が「フラッハバウ」導入へ
  2. 「ミニプリウスになったな」トヨタ『アクア』改良モデルの「ハンマーヘッド」採用にSNSも注目
  3. 【プジョー 3008 新型試乗】いかにもプジョーな乗り味、室内は心地よい「異次元空間」…島崎七生人
  4. ポルシェが新型車を予告、『911』シリーズの可能性も
  5. レクサス NX、電動モデルのラインナップを拡充…2026年型を米国発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る