フォードモーター世界販売、2.5%減の165万台 第2四半期

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米国の自動車大手、フォードモーターは7月26日、2017年第2四半期(4~6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は165万1000台。前年同期の169万4000台に対して、2.5%のマイナスだった。

市場別では、北米が80万7000台にとどまる。前年同期の81万5000台に対して1%のマイナス。これまで好景気が続いてきた米国だが、新車販売は後退局面に入ったと見られている。

一方、南米は、9万3000台。前年同期の8万3000台に対して、12%増と2桁の伸びで回復を果たす。コンパクトカーのフォード『Ka』の販売が好調だった。

欧州は37万5000台を販売。前年同期の43万台に対して、12.8%減と、2桁の落ち込み。そんな中、SUVの『クーガ』と商用車が支持を集めた。中東およびアフリカは、2万4000台。前年同期比は37%のマイナス。

また、アジア太平洋地域では、35万2000台を販売。前年同期の32万8000台に対して、7.3%のプラスと回復を果たす。主力の中国市場では、小型車に対する減税が縮小されたが、商用車や高級車のリンカーンの販売が堅調だった。

《森脇稔》

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