フィアット・クライスラー、純利益は3.6倍 第2四半期決算

自動車 ビジネス 企業動向
FCA USの米本社
FCA USの米本社 全 3 枚 拡大写真

欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は7月27日、2017年第2四半期(4~6月)の決算を明らかにした。

【画像全3枚】

同社の発表によると、売上高は279億2500万ユーロ(約3兆6245億円)。前年同期の278億9300万ユーロに対して、0.1%増と微増ながらプラスに転じた。

また、第2四半期の純利益は、11億5500万ユーロ(約1500億円)。前年同期の3億2100万ユーロに対して、およそ3.6倍と、大幅な増益を果たした。

大幅な増益となったのは、フィアットの地元の欧州や、フィアットが高いシェアを持つ南米での新車販売が好調だったのが大きい。また、収益性の高い傘下の高級車ブランド、マセラティの販売も伸びた。

FCAは2014‐2018ビジネスプランにおいて、2018年までに世界新車販売台数を700万台へ引き上げる目標を掲げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る