【鈴鹿8耐】予選トップは21番ヤマハファクトリー、トップ10トライアル進出チーム決まる

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2017鈴鹿8耐
2017鈴鹿8耐 全 6 枚 拡大写真

2017“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会の公式予選が鈴鹿サーキットで28日に行われ、No.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファン・デル・マーク)がトップタイムを記録した。

今年から各ライダーのベストタイムを合わせて3人の平均タイムでグリッドを決める方式に変更。雨上がりで気温・路面温度も低い中での予選セッションということもあってか、予選1回目から転倒するライダーが相次ぎ、合計で5回の赤旗中断があった。

その中で速さを見せたのが、3連覇を狙うNo.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM。中須賀が一番最初に2分06秒779をマークすると、昨年の優勝メンバーでもあるアレックス・ローズが2分06秒405を記録。最終的な平均タイムは2分07秒116となり、トップ10トライアルへ1位で進出した。

しかし、ライバルもヤマハの独走を許すまいと、タイムを詰めていき、No.12ヨシムラ スズキMOTULレーシング(津田拓也/シルバン・ギュントーリ/ジョシュ・ブルックス)2分07秒523の平均タイムで2番手。現役のMotoGP、Moto2ライダーを擁するNo.634MuSASHi RT HARC PRO.Honda(高橋巧/ジャック・ミラー/中上貴晶)2分07秒538が3番手でトップ10トライアルへ進出。

さらにNo.11カワサキTeamGREEN(渡部一馬/レオン・ハスラム/アズラン・シャー・ビン・カマルザマン)も4番手で予選日を終え、各メーカーの主要チームがトップ4を分け合う結果となった。

今日の予選でトップ10に入ったチームで、明日は「TOP10トライアル」を開催。各チームのライダーが1台ずつ登場し、1周勝負のタイムアタック合戦でポールポジションを決める。

2017鈴鹿8耐:予選結果・TOP10トライアル進出チーム
1.No.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM(2分07秒116)
2.No.12ヨシムラ スズキMOTULレーシング(2分07秒523)
3.#634MuSASHi RT HARC PRO.Honda(2分07秒538)
4.No.11カワサキTeamGREEN(2分07秒867)
5.No.5F.C.C.TSRホンダ(2分07秒919)
6.No.7YART YAMAHA Offical EWC Team(2分08秒176)
7.No.71Team KAGAYAMA(2分08秒553)
8.No.19モリワキMOTULレーシング(2分07秒796)
9.No.25Honda鈴鹿レーシングチーム(2分08秒984)
10.No.22Satu HATI.Honda Team Asia(2分09秒295)
【鈴鹿8耐】リンク
■2017年大会が開幕、初日特別スポーツ走行はヤマハファクトリーがトップ
■21番ヤマハファクトリーが3年連続ポールポジション
■40回記念大会がスタート、早くも波乱か?!
■2時間経過…21番ヤマハと634ハルクプロのトップ争いが白熱
■4時間経過…独走のNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMの勢いを止められるのか?
■6時間経過…21番ヤマハがトップ堅持、5番TSRホンダが異なる戦略で追い上げ
■今年もYAMAHAは強かった!!! No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 3連覇達成

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る