ヤマト運輸、水上バスによる「客貨混載」を実証実験へ

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ヤマト運輸は、東京都、東京都公園協会と共同で、東京都が所有する防災船で、平常時、公園協会が「東京水辺ライン」として旅客運航している水上バスを活用した「客貨混載」の実証実験を実施する。

実験は、手ぶら観光サービスの拡充、CO2削減と交通渋滞緩和の取り組みとしてモーダルシフトを推進するヤマト運輸と、災害時に帰宅困難者や医療器材、救援物資の輸送も円滑に行えることを目指す東京都と公園協会の意向が合致した。物資輸送における水上バス活用の可能性を検証するために三者で実施する。

今回の実験では、まず観光で都内を訪れた顧客から預かった荷物を、水上バスで輸送し顧客が観光を楽しんでいる間、目的地まで配送することを想定して実施する。ヤマト運輸の社員が同乗し、定期運航中の水上バスで模擬貨物を輸送し、搬入・搬出における所要時間や人員、船内での安全性確保のための人員配置、旅客輸送への影響を確認する。

その後、輸送ニーズとの適合性や課題の抽出を通じて、実現可能性を検証する。

実験期間は8月10日~8月31日まで。実施ルートは浅草(二天門)、墨田区吾妻橋、両国、明石町・聖路加ガーデン前の各船着場間。

《レスポンス編集部》

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