トヨタ営業益1割減、想定為替レート見直しで今期見通しは上方修正 第1四半期決算

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車本社(参考画像)
トヨタ自動車本社(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は8月4日、2017年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高7兆0476億円(前年同期比+7.0%)、営業利益5742億円(-10.6%)、税引前純利益は6793億円(+0.3%)、純利益は6130億円(+11.0%)だった。

第1四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、221万5000台(+2.0%)。日本での販売台数は54万4000台(+6.5%)、海外は167万1000台(+0.6%)、ともに増加した。

営業利益の増減要因については、増益要因として、原価改善の努力が500億円あった。一方、減益要因として、為替変動の影響が350億円、諸経費の増加ほかが450億円、販売面の影響が300億円、その他の要因が79億円あった。

通期連結業績見通しは、為替相場の変動などを織り込み、上方修正。想定為替レートは期首見通しの1米ドル105円から110円、1ユーロ115円から124円へ変更。売上高は28兆5000億円(期首予測比+1兆円)、営業利益1兆8500億円(+2500億円)、税引前純利益2兆0500億円(+2500億円)、純利益1兆7500億円(+2500億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
  5. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る